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2008年10月22日 (水)

356)◆「後の先」と事件

先日、ある事件の相談を受けた。

(顛末は)
ある物件を探しに業者の車に同乗し目的地に行き、事件に巻き込まれる。

駐車場で・・・「そこは駐車違反だ!」と高齢の男性が叫んで、業者の女性社員に顔を近づけて脅しの罵声を浴びせたという。(一見やくざ風)

止めに入った同乗の客にも同じ行動をとった。(客は拳士ですshock

その客は危ないと思って少しさがり、間合いをとった。にもかかわらず近づき罵声・・・を続けたと云う。

拳士はやむなく平手で相手の胸を軽く押す。とたんに大声で「やられた、首を絞められた」、と叫びながらコンクリートの塀までよろけて行き塀に衝突?。

次ぎの言葉が、・・・「警察に訴えてやる!」「裁判だ!」

そして簡易裁判が始まるようです。(まだ未定)

皆さん気をつけましょう。

そして、少林寺拳法の「後の先」の重要性が垣間見える事件です。

幸いにやくざ風の男性は怪我をしなかったのが幸いでした。

巻き込まれ事件で傷害罪になるのは勘弁願いたいですね。

もしかして「示談金詐欺」なのでしょうか?

・・・結論はこれからです。

(少林寺拳法の公式見解ではありません。私見です。)

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トミー拳より (拳のつぶやき) 少林寺拳法 千葉松尾道院

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コメント

半可通さんへ
コメントありがとうございます。
ご心配いただき本当にあり難く思っております。
幸い、他道院の拳士の弁護士先生に事情を話し相談にのって頂いております。
良い方向に向かっておりますのでご安心下さい。

また、当ブログにコメントにはありませんが、協力的な拳士もおりますのでご安心下さい。
ありがとう御座いました。

投稿: トミー拳より半可通さんへ | 2008年11月 1日 (土) 20:20

 くやしいです。金剛禅運動とは「生きるために助けてくれる仲間作り」運動のはず。少林寺拳法をやっている法曹も相当数になるので、もっとキチンとしたアドバイスをしてくれる人がたくさんいる事を期待したのですが。技術的な投稿に対して訳の分からないコメントを残すぐらいなら、こういうところで助けてあげればいいのに。
 「半可通」というのは、私が法律を少し囓った程度だからです。その私のコメントでは不十分でしょうに。どうしてみんな助けてやらないかなあ。武専にも法曹の教え子がいるのではないでしょうか?本当はそういう人に直接聞くのが一番なんです。
 ところで訴訟には三種あります。「刑事訴訟」「民事訴訟」「行政訴訟」(今回は行政訴訟は問題になりませんね)。このうち私のアドバイスは民事訴訟のみです。
 刑事訴訟は刑の執行を前提にお国(検察)が提起します。前提は警察が捜査し送検すること。その上で検察が取り調べて起訴(起訴とは裁判所に対して訴えを提起する事。裁判所は必ず判決をしますので、この段階では不起訴はありえません。不起訴とは検察が起訴しないと決めたにすぎません。)します。前提として必ず被疑者取り調べが警察と検察であります。未だに警察に呼ばれていないとすれば警察が捜査すらやっていないということになります。大体、その場で警察を呼ばないと「証拠採取」すらできないですね。未だに警察から呼ばれないとすればそもそも警察が事件と認定していないということです。
 「民事訴訟」はあくまで刑事訴訟とは別物です。これは私人間の金の請求だと思ってもらえれば良いです。これは誰でも何に対しても訴えられます。私のアドバイスはこちらに対してです。おそらく相手は民事訴訟の提起すらやらないだろうというのが私の予想です。例え本当に訴訟になってもビビる必要なく、相手側の主張を否認すれば良いだけと言うことです。本当は主張・挙証責任の分配が少しややこしいのですが、裁判官もそれほどトンでもない人種でもないので大丈夫です。

投稿: 半可通 | 2008年10月31日 (金) 17:55

若井りおさんへ
コメントありがとうございます。
振り込め詐欺もかなり巧妙になっているようですね。
「裁判するぞ」の脅し詐欺でしょうか?
どうもその人の素性はかなり悪い人のようです。
たとえ裁判になっても不起訴になるような気がしています。ご心配ありがとう御座います。
気をぬがずしっかり対応しないといけませんね。

投稿: トミー拳より若井りおiさんへ | 2008年10月23日 (木) 09:26

最初から裁判目当てで、やった様にしか思えないのですが、
何だか参りますね。

裁判結果も気になります。
人の振り見て我がふり直せですが、これは行き過ぎな感もありますね。

投稿: 若井 りお | 2008年10月23日 (木) 08:47

半可通さんへ
コメントありがとうございます。
ご丁寧なアドバイスを頂きありがとう御座いました。
大きな事件には発展しないと思いますが。当然記録はきちんと残すように助言致します。

この様な事件に詳しい方とお見受けしました。
また、教えていただけたら幸いです。
ありがとう御座いました。

投稿: トミー拳より半可通さんへ | 2008年10月22日 (水) 22:51

 裁判と言うことですが、相手側はまず被害を主張・立証しなければなりません。診断書が出るはずですが、胸を押さえて制止したにすぎないのですから、否認すればよいだけ。相手は首を絞めたことを証拠(証拠には五種あり)で証明しなければなりませんが、物証・書証・証人・鑑定・当事者のいずれかで証明するのは虚偽の証人を立てない限り無理でしょう。なお虚偽の証人には偽証罪が成立します。
 こちらには業者の女性社員という証人がおり、相手側の立証に対する反証の証人としては強いでしょう。本来は相手側の威迫が不法行為に該り、こちらからも反訴を起こすべきものです。本訴自体は相手の威迫によりこちら側の女性及び本人の身体・財産に対する現在の危険を感じた訳ですから、最終的には正当防衛が成立し相手の訴えは棄却されるはずです。2対1の戦いですから本当は圧倒的に有利なはずです。
 本当は警察がキチンと対応してくれていれば、問題はないはず(場合によっては相手の前科すら分かる)なのですが、最近の警察は軽微な事件はもみ消す傾向が高いので(警察庁通達の影響)、やたらと不合理な示談を勧めますね。困ったことです。
 日本の弁護士も金にならないのでうやむやを勧めます。困ったことです。良い弁護士を捜すのは難しいですね。
 でも、今回の事例では相手は訴訟を起こしても99%無駄になるだけ。訴訟になるのはまずありえませんよ。相手は訴訟にするぞと脅しているだけですから(これ自身が恐喝になります)こっちがビビって金を出さないことです。一度出すと、いつまでもむしり取りに来ますよ。ただし、いつどんなことがあったか(発端の事件の時間・位置・概要、相手からの連絡が何時何分にあったか等、記録だけは残しておくようにしておいて下さい。重要な証拠になりますよ。

投稿: 半可通 | 2008年10月22日 (水) 21:27

磯母さんへ
コメントありがとうございます。
もしその拳士が、相手の顔を殴るなどで怪我をさせていたら大変な事になっていました。
その拳士もつくづく「後の先」の大切さが身にしみたようです。気の短いトミー拳も他山の石とします・・・。

投稿: トミー拳より磯母さんへ | 2008年10月22日 (水) 19:37

黒帯を持っていると、
それは凶器を持っていることと同じ・・・
と以前、聞いたことがあるのですが
本当でしょうか?
このようなケースは、稀なことではなく
きっと、いつ自分に降りかかってくるかもしれない
事だと思うので、
事の成り行きを、これからも教えてください!!
必ず、正義は勝つ!!
と強く、強く信じています!!

投稿: 磯母 | 2008年10月22日 (水) 18:53

zakiさんへ
コメントありがとうございます。
本当ですね。60年前の終戦の混乱の時期、そした暴力事件には泣き寝入りのご時勢に、「後手必勝」で少林寺拳法を創始したのですから・・・。
今回の事件で護身術の意味を再考する材料になりました。
機を見る状況判断が問われる時代ですね。

投稿: トミー拳よりzakiさんへ | 2008年10月22日 (水) 18:03

いまや日本も訴訟社会ですからね。
得意になって手を出したら後になって痛い目を見るのはこっちのほうです。

その点、少林寺拳法の技術は今の社会にも適合できていると思います。

それにしもて混乱していたであろう60年前に後手必勝の技術を作り上げてしまうなんて、ものすごい先見の明ですよね

投稿: zaki | 2008年10月22日 (水) 17:08

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