◆「燕反」、「先の先」武蔵
歩いている眼の前に燕が出現・・・
なんと素早い動き、なんと方向転換の素早いこと。
少林寺拳法の法形「燕反し」を連想させる。
少林寺拳法の創始者はこの燕の動きと、かわしを表現して「燕反し」と命名したのかも知れない。
眼の前を飛ぶ燕を払うかの如く、触れ、弾く動きがあって初めて「燕反し」と呼べる。
又、これを「段攻防」と呼び、受け手が即、攻撃に変化する。
話は変わりますが似た樣な話です。
宮本武蔵sanの宿敵、ライバルの佐々木小次郎sanは物干しザオと呼ばれた大刀を背中に掛け(縛り)一瞬にして燕をきった、その技が「燕反し」だった。
かなりつながる話と思いますが・・・。
また「対の先」を解りやすく説いた技がこの、「燕反し」ではないかと思います。
技(法形)の習熟度にもよりますが、可能な限り「対の先」以上の動きを身につけることが肝要かと思われます。
とかく級拳士の指導は「後の先」の修練が多いため、気を付けなければなりません。
※参考:「後の先」「対の先」「先の先」を解りやすく、実践を交えて説明しているビデオがあります。(フランス連盟の青坂先生とイギリス連盟の水野先生)
すみません題名が思い出しません。(加齢により・・・)
また、街で燕が顔の前をよぎったら触れて見てください。(かなり難しいです)触れられた方は、ご一報ください。コメントでもメールでもOKです。
佐々木小次郎sanの凄さがわかります。
マア、宮本武蔵sanも飯を食べながら、飛んでいる邪魔なハエを箸でつまんで捨てていたとの事です。(小説の中の話ですが?)
次回は鳥、千鳥がかわす?「千鳥反し」を語らせてください。 結手
トミー拳ヨリ 拳のつぶやき 千葉松尾道院
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